國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

マネキン

そんなわけで図書館で『マネキン [DVD]』(実際に観たメディアを問わずアマゾンのDVD表示で
行っている。上記小松左京映画もそう。)を借りる。観た。
冒頭観たあたりで、以前観たことあるのを思い出した。でも大丈夫。ぜんぜん憶えていない。
なんか不思議と手作りチック、自主映画というか低予算映画かのような雰囲気がどこかしたが、
実際のところは知ったこっちゃない。でもなんかきちんとした綿密なストーリーがあって、
ってんではなくて、いくつものエピソードがゆるく繋がっている、どこかのどかというか、
のんびり感があって、観てて好きになれるのだった。名作とかじゃ全然なくて、完成度も
ケチのつけようもあるけれど、でもだからこそ、観ててそのモラトリアム気分が好ましい、
そんな映画でした。好き。