國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

70年代


先日名前出したら聞きたくなって、聞いている。
いいよな。これ。
昔はこういのんは「軟弱」の一言で切り捨て、それきり。
今はもう寛容だし、音楽的理解も出来るようになったのと、あとやっぱ懐かしいのとで
ぜんぜん聞ける。第一いいアルバムだし。これとか。
大体「売れ線」とかいったって、確かにそういのはあるには違いないが、売れそうに作って
売れるぐらいだったら、誰も苦労しない。なにが売れるかは蓋を開けてみないと分からない。
そういや、昔々はちょっとソウルっぽいことやるとそれだけで「売れ線に走った」って
評価になったもんだった。デヴィッド・ボウイだっておれは最大限評価する、
Young Americans [ENHANCED CD]

Young Americans [ENHANCED CD]


(だってこれ、デヴュー前のルーサー・ヴァンドロスを大幅に起用してるんですよ。
すごい先見の明じゃん。それに「ソルウトレイン」出演しちゃうんですよ。
ぜんぜんイケてるよな。それって。しかもその後、『ステイション・トゥ・ステイション
〔これは随分聞いた。で、LP時代のモノクロ・ジャケットの方がよかった〕と来て、
そんで『Low』ですよ。絶好調。跳ばしてたなあ。ホント。)
もそんな風に言われたとか、言われなかったとか。
(ま、どっちでもいいんだ。話のフリだから。あとD・ボウイの話がしたかっただけだし。)
ほんで、先日のディスコ話に繋げたいところなんだけど、ええと、
「黒人音楽寄り、それもブルースやジャズじゃなくて、ソウル、ましてディスコ
(含むファンク)だと、売りに走った、と云われてしまう」、
"DISCO SUCKS !!!"
それは一体なんだったのかという話題。
でもアイディアに現時点欠けるのでそいつはペンディング。
(延期したまま待機しているものがいっぱいあるような気がするが、
昨日?そんな昔のことは憶えちゃいねえゼ。)
「ロック」というものの(特に70年代に於ける)白人的価値について。