國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

湯川れい子

とりあえず外出したくて新宿へ行った。

湯川れい子のロック50年―見た!聞いた!会った!世界のスーパースター達

湯川れい子のロック50年―見た!聞いた!会った!世界のスーパースター達


湯川れい子が昔書いた記事を集めた本。たぶん。立読みした。
ロック黎明期、特に日本での様子が窺えてたのしい。
湯川れい子はおれにとってはニッポン放送でやってた「アメリカン・トップ40」、
ケーシー・ケーサムがDJ(昔のあれの方)を務めるアメリカの音楽番組の日本版、
同時に毎週土曜午後にはFEN(進駐軍放送)で元番組はやっていた、でのMCが馴染み深い。
スティーヴィー・ワンダーの「キー・オブ・ライフ」をしきりと顕揚していたのが思い出される。
つまりその番組をおれが聴いていたのがそれくらいの時期、76〜7年ぐらい、ってことになる。
そういやこの本、彼女のプロフィール、生年が省かれていた。
本人の意思かどうかは知らない。
けど、もうそういうの止めない?女性の生年曖昧にするの。つまんないよ。そんなの。
ハッキリと年齢は知りたいしさ、年がわかると、その人の大体の感じ、作家とかなら
文化的背景を読む一助にもなるわけだし。
なんで未だに、こと、女性だと年齢隠すかなあ。古臭い習慣だ。つまらん。