ミケランジェロ・アントニオーニ
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2009/07/08
- メディア: DVD
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『Pink Floyd-Antonioni』
アントニオーニの映画「砂丘」の一番おいしい(80年代用語)場面。
思いっきりネタばらしとも云えるので、これからこの映画をたのしみにしたい人にはオススメしない。
(けどそう云われちゃうと、つい見ちゃうのが、これ人情)
でもこのシーン、ここだけ観ても、妙味は実はあまりない。
ここに至るまでの坦々として、殆どなにも起きた気がしない(ってこともないが。つか、忘れた)
ドラマの進行に延々とつきあった先がコレなので、もうなんともいえないんだもん。カ・イ・カ・ン ☆
(基本、メロドラマで、それがズレてべつのものになっているのがアントニオーニ。)
(通俗が不穏に転化する、それが快感。)
(↑なんか上手いこと言ってやろうとして、けど、なんかもうひとつだった。。。)
奇しくも正確にピンクフロイド的映画となっているのがミソ。
つまりは村上龍がピンクフロイドを指して云ったとのおれの記憶による便秘解消的なそれである。