國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

しあわせ

でも自己嫌悪に至るのは要は俗な欲があるからで、それを払ってしまえば現状にも満足出来、
青い鳥にだって出会えるのではあるのだけれど、けどまあできないわな。そんなこた。滅多に。
解脱なんてねー。ニルヴァーナな境地なんてねー。
そうだ、それにしばらく前から「自分の幸せ」というものについて真剣に考えるようになった。意識的になった。
というか、「自分の幸せ」という考えをどこかで封じ込めている風もかつてはあった。
「なんかズルイ」と思って。「自分の幸せ」だなんて。
常に願うは他人の幸福。それがポリシーじゃあったから。
けど気がついたら、自分の不幸を嘆いてばかりで、つまりはそれは引っくり返せば、
「自分の幸せ」ばかりを気にしているってことでもあった。
人並みになりたい、認められたい、そういう思いが強く強く自分の中にあることに自覚的になったから。
以前はでもわかんなかった。自分がどうしたいのか、どうなりたいのかが。
そもそも。具体的に。つきあいがないから。ごく単純に世間並みってのがわかんなかったし。
ようやく理解できるようになったのが最近で、もう40歳を過ぎてるじゃんか、みたいな。
でもいまからだと遅いんだよねー。例えばいい仕事に就くとかが。
(ああ。早寝しようと思ってるのにメンドくさいこと書いてんなぁ。)
この項、つづく。(予定)