國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

本棚を晒す

Born On The Bayou - Creedence Clearwater Revival
 "(ありのままの)本棚を晒す"
http://d.hatena.ne.jp/ayakomiyamoto/20081103#p1
ってのをマネしてみたがコレだと写真がちっちゃくてよく見えないので書名を書いてみるんだゎ。

上の棚から行くネ。
なんか物入れが2つ並んでてそん中にはデジカメとかなんだか入ってるんだけど、その隣にあるのんは双葉十三郎先生の「ぼくの採点表2」「ぼくの採点表3」、その隣にあるのはマカフィーの箱。
さて次段。
左から並んでるのはヴォネガット。「チャンピオンたちの朝食」「パームサンデー」「ガラパゴスの箱舟」「ジェイルバード」「モンキー・ハウスへようこそ」「さよならハッピー・バースデー」「デッドアイ・ディック」。その隣にあるのは「ゴダール伝」。
で、ヴォネガット並んだ上に乗っかってるのが宮本輝「流転の海」、石川淳「夷齋座談(上)」「夷齋座談(下)」(これは石川淳の対談集。安部公房だの三島由紀夫だのその他その他との対談でこれがおもしろいので、是非復刻しろ、出版社)。
それでゴダールからちょっと離れたトコに唐突にあるのがペーパーバックで、ジョン・グリシャムの「The Broker」ですな。義弟からもらったやつ。一時期、電車の中なんかでたまに洋書読んでる人がいると十中八九ジョン・グリシャムでしたな。とはいえ、おれの場合義弟はアメリカ人だが、それでもってせっかくもらったけど、まだ読んでない。英語じゃハードルが高いってのはあるが、それ以前に小説自体、もう読まなくなって幾星霜。
ほいで前面にあるのんがいま挙げたやつだが、じゃー後ろに見え隠れしてるのはどんな布陣かといえば。
(今度は右から)双葉十三郎「ぼくの採点表1」が「The Broker」のすぐ後ろにあり、そこから左へ、姫野カオルコによる翻案(?)「ボヴァリー夫人」、「ツ、イ、ラ、ク」、「特急こだま東海道線を走る」が3冊(これは自分で買ったやつとサイン会で買ったやつともらったやつとで、結果おんなし単行本が3冊になった次第)、「不倫(レンタル)」が赤い背表紙のやつが2冊に白い背表紙のが1冊、つまりこれまた3冊(これがなんで3冊かはちょっと忘れた)。
とりあえず若干、目に見える部分がそんなだけど、更に見えないトコも行く。
「不倫(レンタル)」の次に来るのが同じく姫野カオルコで「愛はひとり」「すべての女は痩せすぎである」「ラブレター」「整形美女」「蕎麦屋の恋」「ブスのくせに!」(以上全部単行本)と来てその隣には、おれのこのはてなダイアリーを書籍化したやつが2冊並び、その隣にはヴォネガットのペーパーバック「Slapstick or Lonesome No More !」「Slaughterhouse5」「GALAPAGOS」。
で、先ほどの姫野カオルコの上にはこれまたヴォネガットのペーパーバックが乗っかっており、それぞれ「Jailbird」「Mother Night」「Wampeters, Foma & Granfalloons」「God Bless You, Mr. Rosewater」。
以上で次段が終わり。
さて、一番下の段。
左から行くか。
「60年代のカタログ」(これに関してはコチラ→http://d.hatena.ne.jp/andre1977/20051214#p1を参照のこと)
それから文語訳聖書、グリール・マーカス「ミステリー・トレイン」、速水健朗「タイアップの歌謡史」、山田詠美「ベッドタイムアイズ・指の戯れ・ジェシーの背骨」、内田春菊「物陰に足拍子」、姫野カオルコ「整形美女」「ほんとに「いい」と思ってる?」「サイケ」、女性作家オムニバス小説集「female」、姫野カオルコ「ちがうもん」(これは上記「特急こだま東海道線を走る」の文庫版)、またヴォネガットがつづいて「デッドアイ・ディック」「チャンピオンたちの朝食」「スラップスティック」「ジェイルバード」「スローターハウス5」「猫のゆりかご」(これが初めて買ったヴォネガット)、「スラップスティック」「青ひげ」「死よりも悪い運命」「ホーカス・ポーカス」。
で、それらの上に乗っかっているのが姫野カオルコ「初体験物語」、ヴォネガットタイタンの妖女」「ヴォネガット、大いに語る」「猫のゆりかご」「「スローターハウス5」「プレイヤー・ピアノ」。
以上が前面。では後ろっ方いきます。
左から(見えないけど)ヴォネガットのペーパーバックで「Cat's Cradle」「Welcome to the Monkey House」「Breakfast of Champions」、女性作家によるオムニバス小説集「蜜の眠り」(文庫本)、コッからずっと文庫で、姫野カオルコ「受難」(おんなじ文庫本が2冊)、「バカさゆえ・・・。」(これがまた2冊。但し表紙が違う)、「禁欲のススメ」「終業式」「すべての女は痩せすぎである」「H(アッシュ)」「ひと呼んでミツコ」「不倫(レンタル)」「ブスのくせに!」「愛は勝つ、もんか」「ドールハウス」「空に住む飛行機」「みんな、どうして、結婚してゆくのだろう」(あ。なぜかこれだけ姫野カオルコが並んでいるのに「ガラスの仮面の告白」だけこの本棚には置いてない!)、そしてそれらの上に「ラブハニー1000」ていうマンガ雑誌(この中に姫野カオルコ「変奏曲」、あ、これもこの本棚にないじゃんか!、のマンガ版が載っている)、でもって単行本になりましての姫野カオルコ「受難」、「サイケ」(これは2冊)、小説雑誌「週刊小説」(姫野カオルコが載っているので)、ヴォネガットの単行本「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」、「タイムクエイク」、「バゴンボの嗅ぎタバコ入れ」、山岸涼子「白眼子」、橘川幸夫「企画書 1999年のためのコンセプトノート」、つげ義春つげ義春日記」(これ、なんで復刊しねーかなー)、以上。
姫野カオルコカート・ヴォネガットばかりやたらあるのは、昨今本なぞおおよそ読まず、とはいえ、この2人はおれの基本なので、手近に置いとこうと思い、その結果。
本棚を見られるのは云々、みたいな言説はよくあるけど、おれはまーあんま気にしないなー。どっちでも、って感じ。
そんな中今回はまー勢いってやつ。
大体「読書」ってのとおれ、もうずっと長いこと縁遠くなってるしなー。だからまー、姫野カオルコカート・ヴォネガットを顕揚しようか的な。今回。