國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

ジョージ・キューカー

夜中に「パットとマイク」って映画やってて録画、ジョージ・キューカーって何本かしか観たことないけど、
観た映画はみんな好きで、これはねむくなったりで途中までしかまだ観てないけど、やはりいい感じで、
開巻間もなくキャサリン・ヘップバーンがゴルフの試合に出ることになって、しばらくの間淡々と
ゴルフの中継みたいなシーンが続く。52年の映画だけど、こういう風にさらっと屋外での撮影で
単にゴルフやってるようなのを平気でやってしまったり、
オープンカーの後部座席でK.ヘプバーンがスラックスからスカートに履き替えてしまうような
シーンなんかあって、そういったシーンの風通しのよさってのはなんともいえない。
しかしこういう映画ってTVでやる時って一体どういう経緯で放映が決まるんだろうなあ。脈絡がわからない。
日テレだからマイク水野の企画なんだろうか。やはり。
G.キューカーやりたい、そして権利の取得、フィルムの用意の容易なのはこれだ、みたいな事で決まるのかしら。
それともなんか流れでたまたまこのフィルムがあって、放映権もあるし、時間もあるから、
ちょいとやってみようか、とか。わからん。そんな事情は。当然ながら。