ねむい。でも明日は早起きして『犬猫』観に行くよ。
車を運転しながらいろいろ考えてたが、もう殆ど忘れた。ヴォネガットのお姉さんのことを考えたりしてた。
「どうやらわたしはあまり世渡りが上手じゃなかったみたいね。
でも、ローレルとハーディーもそうだった。」
彼女が病床でいよいよ死を目前にしてガンの痛みに耐えながら漏らした最後のことば、
"No pain, no pain"、「痛くない、痛くない」
「痛くない」、そのことばは人生への若干の注釈、ささやかなユーモアのある抵抗、自由意志、
すなわち「わたしはいまここにいる。」
しかしねむい。