國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

赤い疑惑

いま見てるが、今週、石原さとみの本棚には有吉佐和子の『和宮様御留』があった。
調べてみたら、しかし出版は78年、まあそんな小さいことはどーでも。
ほんで77年だったなら、前の年の76年に村上龍が『限りなく透明に近いブルー』で芥川賞
その余波を駆って先日のリチャード・バックかもめのジョナサン』につづくベストセラー
『イリュージョン』の翻訳を手がけたのが、更にその際、どうせゴーストだろ?
とか批判されたりしたのが、77年くらい?
それにあれだ、77年頃っていうとおれには『ルーツ』が印象的。クンタ・キンテ。
クラスメイトの兄貴が東大生で、ペーパーバック版持ってて、さすが東大、
英語とかの本、読んじゃうんだぁ、なんて記憶もあるのです。

和宮様御留 (講談社文庫 あ 2-1)

和宮様御留 (講談社文庫 あ 2-1)


イリュージョン (集英社文庫 ハ 3-1)

イリュージョン (集英社文庫 ハ 3-1)


ルーツ 1 (現代教養文庫 971)

ルーツ 1 (現代教養文庫 971)