國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

日記

相互不信で成り立っている社会そのものを根本から変えること。
文明の不可逆性について。
考える、ってのは「考える」ってそのこと自体が目的だよな。趣味の一種。
既にゴール。つまりは行き詰まり。
「考えたところで仕方がない」とは励ます際によく云うが、
それって思想とか哲学とかについてだってまったくおんなしこと、云えちゃう。
自分の人生も生活も、人類のゆくえも、なるようにしかならない。
一生懸命考えたところで、いっくら良心的だろうと、合理的だろうと、
大方の人には関係ない。てか、大体世の中、すっごい程度の低い事で動いていて、
だとすると高尚な、いや、高尚まで行かなくとも、ごくふつうに真っ当な考えであっても
世間からしたら、だからどうした、っつうか、そんな考え、知らん、聞いたことない、
ってだけだよなあ。「モノを考えるギョーカイ」の中の話ってだけ。
大層な思想だって、現実にはえらく下世話に機能するだけ。
嫉妬とか面倒くさいとか、支配したいとか、やる気がないとか、性欲とか、功名心とか、
なんやらかんやら、そういうことで人は動いてるし、思想なんてものがあっても、
せいぜいがそういうもののお飾りや言い訳にいいように使われるだけ。
神の名を騙る輩の如何に多いか、ってだけ。
正義という名で暴力をふるうのなんてありふれてる、ってだけ。
人に大義名分を与えるとロクなことにはならない、ってだけ。
そうじゃなければ、ぜんぜん役にも立たない、ってだけ。
どのみち人類なんてどうしようもない、ってだけ。
思想ってのはひとりにつき一個、人類は代がいくら代わろうが、考え続けてしまう。
考えても詮無いのに。人類が相互不信から逃れたことなんておおよそないのに。
自分にとって自分の人生は絶対的に存在していて、考えざるを得ないから、
幸福を求めざるを得ないからやっぱり考えてしまう。
考えても詮無いのに。人類なんて発祥以来、ずっとどうしようもないのに。
そういう意味じゃ、なんにも変りはしないのに。
てゆうか、地球の生物の一種でしかなくて、そいつが自意識だなんて余計モン、
持っちまったばっかりに、自分てのは、人間てのはなんか特別なんじゃねーか、
だとしたらあらゆる恐怖から、やがては死からも逃れ得るのじゃないかと勘違い、
文明もだいぶん発達しましたが、自然からしたら、その一部、
いや、「一部」って考え自体が人間の得手勝手、自然には輪郭も区別もない、
すべてが細部ですべてがすべて、どっからどこまでなんてのもない、
なにがどうなろうと、ただそれはそのまま、そのもの、
つか、自然には自意識なんてないし、擬人化したらその時点で負け、
思いついた順なので、なにがなにやらテニヲハ、序破急、等、なんもなく、
そろそろ止めとこうか。疲れたゎ。ふー。
・・・という具合に考えるゲームはたのしいんだよねえ、止めらんない。
みんな大好き by 松尾羽純、みたいな?