國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

古畑任三郎

昨日の松島菜々子(彼女見る度、「整形の成功例」というフレーズが思い浮かんでしまう。
それはともかく。)の出てたやつ、菊川怜の「着信アリ」とネタが被ってる、と見ながら思い出す。
とはいえ「着信アリ」の方はもう、話がメチャクチャだったので、
もちろんいっしょにしちゃあ可愛想だが、でもしょうがない、放映時期も近く、
おれは両方とも見てたので、「あ。いっしょだ。」とちょっとワクワクしてしまったのも。
ほんで、あの手は推理モノじゃよくある手口なので(「着信アリ」もそうだったし)、
おれは見ながら、実はもう一捻りあるんじゃないかと余計な心配をしていた。
姉妹が入れ替わってるかに思わせて、でもそいつはミスリード、実は入れ替わってなかった、みたいな。
けどさすがにそこまでは捻ってはなかったですね。そこまでやっちゃうと視聴者が
着いてかなくなっちゃって、メジャーなドラマとしてはズレてしまうもんね。
そこはそれ、三谷幸喜もオ・ト・ナ。
ほんでイチローのやつ、見逃しちゃったんだよなー。失敗した。
DVDだの再放送だのまで待ちたかない。
その頃には熱も冷めちゃうし。どうせ。
でもさー、おれだけじゃないとたぶん思うけど、ある程度以上の年齢の人だったならば、
ドラマに野球選手が出て来るといえば、病床にある少年のベッドサイドに
王さんがやって来て「ボ・ク、ガ・バ・ル・ン・ダ・ヨ。」と素敵な棒読みで励ましてくれる
「約束のホームラン」なパターンだよなー。
だめだ、そんな演技上手くちゃ。野球界も堕落した。