國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

増村保造

光


Chisato Moritaka - Over Heat Night
なんだか目が覚めちまったい。5時前くらいかなー。朝のに。


「巨人と玩具」予告編
「巨人と玩具」って見たことないんだよな。
なんとなく機会を逸しつづけている。
けどこの↑予告編見たらおもしろそうだわ。
そのうち見てみようかしら。

「盲獣」
増村保造って、でも大概アタリだよな。
つか、どれ観てもよい。
昔は12chでやってる邦画番組とか、そこで観た増村作品といえば
「セックスチェック〜」「音楽」「盲獣」とか、そんなヘンなのばっかし、
要はエロ、なんだけどさ、そんでもって邦画は他にも日曜の昼間、
笑点」の前の時間にやってて、そこでよく観たのは「眠狂四郎」だの
「喜劇・女は度胸」だの、増村保造ならば「兵隊やくざ」だの「積木の箱」
(これでは松尾嘉代にお世話になりました。中学生には刺激の強い映画で、
そんなもん、昼日中にやられても、いろいろと困るんだよなあ。)だの、
なんかそんなので、増村作品といっておれに馴染み深いのは60年代後半ぐらいからの
カルトな映画がまず先で、その後、大人になってから、遡った作品のあれこれを見て、
あらまースタイリッシュ、つか、ちーともカルトじゃないし、
おれが知ってた「増村保造」はいわゆる「大映テレビドラマ」の元祖の人であって、
なんだかやたらと役者が力んで、ヘンチクリンでエロな話が展開する、
予算のあんましかかってなさげな(?)安っぽい感じもする映画を撮る人で、
したらそうじゃなくって、俄然スタイリッシュ。オシャレ。
大映テレビの研究

大映テレビの研究

でもっていま観ると、スタイリッシュ時代のも、カルト化してからも、
みんなみんなカッコイイし、おもしろいや。
氾濫 [DVD]
伊藤整原作の「氾濫」もいい映画で、マリリン・モンローの有名なヌードのポスターが
川崎敬三のアパートの壁に貼ってあって、なんかそれがいい、これ、彼がとてもよくって、
川崎敬三っていい役者なんだよなあ。もったいないなあ。
撮影所システム崩壊で失ってしまった貴重な人材だ。

『Afraid To Die - 1960』(「からっ風野郎」)

『The Closing Sequence From The Film 'Mishima'』

からっ風野郎 [DVD]

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Mishima: A Life In Four Chapters (1985 Film)

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