國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

日記

Alicia Keys-Lesson Learned
今日は休みだった。昨日は仕事だった。今日はくもってる。
暑いけれど、一日、冷房の中にいる時間が長い。暑さよりも冷房がカラダによくはないが、どうしてもそうなる。
部屋にいる間はクーラーは控えようかとは思うがPC使うとか、なんかちょっと頭使ったことしようとか考えると冷房入れてしまう。
よくない。
仕事でも事務所にいれば冷房だし、クルマもクーラー入れてるし(音楽聞きたいから外に音漏れとか考えて)、店に入れば冷房だし、カラダを人工的に冷やしすぎだ。
よくない。
そしていまも冷房中。
暑いのは人よりはそれでも得意な方だのに。
結果的にカラダが重くなることを考えれば、冷房じゃない方がいいよなー。
一昨日は映画を観に行った。近所のシネコン。
スカイ・クロラ」と「ハプニング」
スカイ・クロラ」はむずかしくてよくわかんなかったけど、妙に気になり、その世界にいつか馴染んでいて、どこか離れがたいというか、出て来た連中が気になってしまう。
地味だけどすごく練りこまれてる。すごく地味だけどね。ほぼなにも起きない。
その起きなさっぷりが気持ちいいタイプの映画。
いや、事件は起きるけれど、派手さがない。
空中戦でさえ。
「ハプニング」はなんか今回「言いたいこと」がとってつけてるみたいになってしまっていて、シャマランはそのメッセージのまっすぐさにいつも心打たれて、見てて肯定したくなるが、「ハプニング」はその肝心のメッセージ部分が弱く感じてしまい、途中から少し気持ちが離れてしまった。
「911」は鬼門なんだと思う。慎重に扱わないと低きに流れてしまう。
(あぁ感想を書いてしまった。そんな予定じゃなかったのに)
ねんきん特別便、来た。
まだ中、見てない。
ドキがムネムネする。
サマソニへ行く。
8/9、8/10、両日。
この手のものは数年前、フジロック行ったっきりだ。
コレはとても好きなのでこうしてようやくYouTubeに現われてくれてうれしい。
書を捨てよ町へ出よう 冒頭
この主演の佐々木英明という人はその後見かけないし、しかしこの映画じゃ重要な役で印象的でその後どうしてるかと気になっていたら、先日朝5時くらいに目が覚めTVをつけると、なんと彼の現在をやっているのだった。
現在は青森に暮らし、新聞配達などし、妻子がおり、子供たちは東京にいて大学へ行ったりとかそんなで、天井桟敷を離れたのもこの映画からそう時間が経たないうちだったらしい。いまでも詩を書き、朗読などもしている。見た目はすっきりし、なんかカッコよかった。サイクリングが日課でスポーティーなそれを転がしているのだった。
で、家族持ちの佐々木英明さんを見てちょいと考えた。
おれは独身もいいとこだが、もうずっと家族について考えることが多く、その場合身近なところで自分の両親と、結婚して子供もいる自分の妹のことなど考えるのだった。
結婚するとか家族を持つってどうなんだろうか。どんな感じなんだろうか。おれはどうして独身があたりまえみたいな人生になってるんだろうか。子供がいるってどんな感じなんだろうか。結婚したいと積極的には思わない、というかイメージが湧かない、自分に関しては、しかし結婚ということはこの世にある。自分と無関係なわけじゃない。おれの親は結婚して、おれが生まれたわけだし。
結論とかなんとかそんなのがある話じゃない。ただ自分の人生がよくわかんないってだけ。いままでもこれからも。
結婚というだけでなく、世間並みとか人づき合いとか、そういうのから隔たって生きているから。意識的にそういうのを選んでるとかならいいが、なんだか自分じゃふつうのつもりが、気がつくとそうなっているわけで。しっくりこないし、こんな人生。独自に生きてるわけじゃなくて、落ちこぼれてるだけだし。
なのに世間に混じったり、かすったりしてもいて、なんか中途半端でなおよくわかんないし。

冷房は切った。窓開けた。
暑いのって気持ちいい。ただ若くないから体力に欠けるのが我ながらまどろっこしい。

大貫妙子-色彩都市
これはいい曲だなあ。こういうの知らないで来てしまったからなあ。大貫妙子も名前だけ。それに坂本龍一がポピュラリティーがあったとか、おれ、ほんと単純に知らなかったもん。「戦メリ」は見たのにさ。つか、それしか知らない。
おれが興味があるとかないとかじゃなくて、例えば友達の誰それが好きでさあ、みたいのがないんだよな。
自分の知らないところでいろんなモンが流行ってて後からビックリ。
プリンスもROで、というか渋谷陽一が自分の番組で取上げるまで、ほんと名前すら知らない、くらいの勢いだったもん。
(いつものあれで青春・80年代を知らない自分)