ポーリン・ケイル
彼女の映画評がもっと読みたいなあ。⇒"Pauline Kael"(アマゾンの彼女の項)
でも本買うには今はあまり余裕がない。
- ポーリン・ケイル、買ってしまった。⇒"Going Steady"
アマゾンで買物したのなんて何年振りかしら?
ゴダールの「ウイークエンド」のビデオ買った(リヴァイヴァル公開以前)の以来だ。
そん時は英語版というか、アメリカなアマゾンで買った。
当時、日本語表示のようなもんがあったが、怪しげな日本語が鏤(ちりば)められた中途半端以前なものだった。
使いようがなかった。
ところでこの"Going Steady"はタイトルにあるように68〜69年に書かれたもので、
しかも他の著書に比べて安かったので、これにした。
四方田犬彦の「ハイスクール1968」を近く買うつもりなので丁度御誂え向き
(この言葉遣ってみたかった)ってのもある。
そして今日の午後、図書館に行って雑誌「新潮」の坪内祐三と四方田犬彦の対談を読んで来たりもしたのだ。
この「1968」にしろ「一九七二」にしろ、要は思い出話、ノスタルジアにしか過ぎず、
それが何年であろうと実はどうでもいいようなものだ。だってどうせハッタリだもん。こじつけ。
だからこの手のもんに正しいだの正しくないだの、だなんて言うのは全くの野暮天。
肝腎なのはおもしろいかどうか、尤もらしいかどうか、筆致に熱があるかどうかってトコだ。
そりゃいくらなんでも、ってんでもだから実は構わない。
ハッタリだ、かましたもん勝ち、押切り勝ち出来りゃそれでいい。
マズイと思えばさっさと訂正。それでよし。