國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

ゴッド・スピード・ユー

「ゴッド・スピード・ユー」の撮影自体は74年らしい。公開は76年。
若い連中、それも10代半ばの人間がバイクやら車に、別に金持ちの子弟でもないのに
乗れるようになった、ってことでもあるんだろうなあ。暴走族。
この映画の暴走族はアイビーだが、そういえば紳助もかつてはアイビーで、
仲間と「MEN'S CLUB」に載ったことがあるとかなんとか確か云ってたなあ。
ツナギ、やがては特攻服だが、始めはダウンタウンブギウギバンドのツナギに
影響されたとかってのはやっぱそういうもんなのでしょう。たぶん。きっと。
それにツナギの方がバイク乗るのにアイビーよりは向いてるし。実用的な感じでもあるし。

續・脱どん底(紙ジャケット仕様)

續・脱どん底(紙ジャケット仕様)


本間優二の映画が観たくなって来た。「とりたての輝き」とかよさそうだ。
ビデオとか出たことあるのかなあ。一度でもあれば、どっかで邂逅する可能性もある。
でもとりあえずふつうにあるものから、行こう。
狂った果実」とかな。おれ、でも根岸吉太郎って、ムダに長い、カメラ固定の長回しに
どうも抵抗があって、なんとなく避けて来たんだよなあ。
いま観たらどうなんだろ、少しは印象も違うのかしら?
まあいまはなんでもおもしろいからな。昔の邦画ならば大概。
「巨乳ハンター」だって、「ほんの5g」だって興味深く観れるんだから、なんでも来いだ。
ロマンポルノとかもな、実際そんな観てるわけでもないから、この前めっけたビデオ屋に
結構揃ってたんで、出来る限り観たい、とかは思うけれども、実際そんな時間はない。
他に観たいもんもしたいこともある。
でもとりあえず、そこに今回DVD化された日活ロマンポルノ、ちゃんと入荷してたので、
「ピンクカット 太く愛して深く愛して」と「濡れて打つ」が観たいのだが、
ずっと行く度貸し出し中だ。早く返してくれ。おれが観れない。