國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

アウトキャスト

久し振りに"Aquemini"を聞く。やはり全体に曲が遅い。そのため、地味に聞こえる。
そのせいで、おれは暫くアウトキャストが摑めなかった。
これが次の"Stankonia"になるとグッとキャッチーになるからな。スピードが第一速い。
でもそもそも"Aquemini"あたりでも、もうあちらさんでは充分にスターだったわけで、
そのへんのアメリカでのウケ方、音楽の好みってのはどうなってるのかはよくわからない。
読めない。それに日米関係なく、これ聞いて、即イイ!って理解できる人の耳が羨ましくもある。
今でも(これは好きだけど)やっぱり地味だし、聞いてて気持ちいいけど、どっから取っ付いて
いいのか、未だによくわからない。
アウトキャスト馴れしたから、すぐにノレはするけど、でもやっぱ地味、って印象は拭えない。
これの前のアルバム"Atliens"になると更に地味だ。しかもサウンドの醸し出す雰囲気は暗い。
全然アッパーじゃない。"Hey Ya !"のイメージはそこにはない。
まあそんなわけでおれに今一番キテるのは"ニュー・ジャック・スイング"だ!
これから来るよ。"ニュー・ジャック・スイング"。
実際どういうサウンドをそういう呼称に当て嵌めるのか、よくはわかってないが、
なんかいいのだ。とにかく"ニュー・ジャック・スイング"!時代は今そこんとこに!
とりあえず「ニュー・ジャック・シティー」のサントラ聞いてるから。毎日。
「ニュー・ジャック」って付くぐらいだから、これ、きっと"ニュー・ジャック・スイング"に
違いないよ!責任は取れねえけどな。横文字には弱いんだょ。ふふふ。
ふふふふ。ふーふふっふ。EPO
そういや映画の方の「ニュー・ジャック・シティー」、まあ見りゃそれなりにおもしろいけど、
大したことはない、そんな感じ?みたいな。
ってえか、サントラに映画が負けてるパターン。サントラ良過ぎ。
・・・といいつつ今日はR.Kellyの新譜聞いてたので、これから来るよ、絶対。ステッパー。
なにをもってして「ステッパー」というのかは知らないが、ともかく来てるから。
いまそこの街角まで。
・・・つうか毎日色んなものが来てるゼ。おれには。そしてあっという間に通り過ぎる。