國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

カバチタレ!

録画したっきりだったのを昨日今日で3話ほど見る。
深津絵里といえば数年前、彼女が出た野田秀樹の芝居を観た事があるのをさっき
カバチタレ!」見てたらふと思い出した。
おれにとってはその時が初めてで(きっと)最後の野田秀樹。芝居も深津絵里もよかったです。
調べて更に思い出した、「キル」だ。作品。
そんでこれ観に行った帰り、劇場出口で金閣寺まりも、じゃないや、というか、
広田玲於奈と吹越満の夫婦を見かけたんだ。子供連れてた。
映画なんかと違って芝居だとロビーにふつうに有名人とかいますね。
芝居やってる人と知り合いだったりなんだったりするせいでしょう。
そんなわけで劇場のロビーで有名人見掛けてもある意味あたりまえで、もうひとつお得感には欠けます。
そこらへんで見ないとな。有名人は。やはり。それも仕事じゃなくてプライヴェート。
あと遭遇率の高い人(ex.楳図かずお)なんかだとまだまだ修行が足りません。
下北沢でアルフィーの坂崎とか子連れの柄本明ではあたりまえ過ぎて自慢しきれません
(例が古いか。ま、おれの年齢を加味してくれたまぇ)所沢で蛭子能収はもちろんダメです。
ぼくの場合、大学に通ってる頃、白金台で何度か小倉一郎を見かけました。こういうのは渋くていいです。
他もいくつかありますが、それよりもぼくは都会歩いててなんか撮影とかしてるとそのままそこを通り過ぎてしまいます。
ほんとは凄く見たいです。振り返りたいです。雑誌のグラビアかなんかを飾るだろう、女性モデルと
思しき場合は例え名を知らずとも、尚更に振り向いてきちんと顔を確かめたいです。
しかし、そこでどうしてもカッコつけてしまうのです。
こんなのは見慣れてるょ、なんだまたかょ、とかなんとか云う風を装ってしまうのです。いけません。
自分にもっと正直になりたいです。
それとまた別に新宿タイガーマスクさんと擦れ違う時は一体どういう顔をすればいいのかいつも迷います。
その場合はほんとうに見慣れてて今更、なのです。といってやはり気になってしまいます。
単に自転車でラジカセ鳴らして新聞配ってる時はまだよいのです。なんかそういうものだし、
自転車なのですぐ通り過ぎるし。
でも困るのはマスク外して素顔出して向こうから淡々と歩いて来る時です。意識してしまいます。ちょっと緊張します。