ジャック・リヴェット
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
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" Yellow matter custard, dripping from a dead dog's eye
Crabalocker fishwife, pornographic priestess,
Boy, you been a naughty girl you let your knickers down "
( "I am the Walrus" The Beatles )
ジャック・リヴェットの映画って観るのこれで初めてだ。
長いので心配したが、ねむくもならず楽しく観れたのでよかった。
これ、不協和音でおどろおどろしい現代音楽、いかにも60年代風のやつが時折流れるし、
しかも映画の内容は権威へ疑義を呈し、倫理と自由を単独で探求するようなものだったりして、
大島渚の映画観てるような気が Choppiri だけしました。
『少年 [DVD]』とかさ。なんとなく。
(『少年』、観てえ。昔一度観たきりだよ。で、その後観ようと思ったらビデオとか置いてなくて。他のはあるのに。
おれが借りに行くようなとこじゃ。DVDで観たいなあ。といって買うってわけにも中々。)
しかしやっぱ尼僧モノってポルノになるんだなあ。
始めのうちはもっぱら会話だけで大人しく展開していくので、なんかそんな風な
地味一方の映画かと思ったら、中途からアンナ・カリーナが縛られたり、
服が破けちゃったりして、後半にはレズっ気の修道院長とかまで出て来て、
約束通りになってゆくので、退屈せずに済んだ。
あんまり展開のない話かと思ってたからな。
尼僧モノといえば昔は『尼僧ヨアンナ』が定番だったけど、
最近、そのへんのポーランド映画はほぼ語られなくなってしまった。
時代は変わる。
フランス映画だって定番といえば大体ジュリアン・デュヴィヴィエ作品がまずは来て、
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が、クライマックスって感じの語られ方だったもんじゃ。
「フランス」とか「パリ」に対していまとは比べ物にならない幻想と憧れがあったのじゃ。