國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

日記

おれは書きながら喋りながら考える性質で、とりあえず口に出し、文章にでもしてみれば、
考えてることの欠点も、どうすべきかも、そもそも設問自体が間違ってるとか
仮定が実は無意味、あるいはなんとなくの思い込みにしか過ぎなかったことなどが
炙り出される。したら次、行ける。てか、まず口にはしないとだめだ。だってせっかちなんだもん。
ま、それに合ってるとか合ってないとか、実際どーでもよろしい。
なんか盛上がればいいんだよ。とりあえず。その場が。
で、今日はめずらしく「学校へ行こう!」とか見ちゃったよ。
だってミキティが出てるんだもん。かわいいじゃん。スケート上手いし。
口がでかくて、かわいいんだけど、でもまるきり整った顔してるわけでもなく、
そんでもってスケートが上手。惹かれる。活き活きフェイス。
だからなんかつい、見ちゃったよ。
若さ、そして未来があり、なおかつちゃんと今を生きているのに、
どこか憧れや郷愁みたいなもんもあるのかなあ。
ああいう人生を生きていられたなら、そしてそれ以外の世界にはまた目を覆うような
おぞましいことのなかったのなら。
世界がもっと穏やかで、善人しか出て来ないドラマのようだったのなら。
世界がそんな風に単純であったのなら。そんなことはまったくありえない。でもいつも望む。
こんなもんむだに時間掛けて書いたりしてるせいも大きいんだけどさ、
先週の「野ブタ。」、録画したの、まだ見てないよ。2回目を。
でもさっき思い出して、泣いてた。せつねーなー。あいかわらず。
ああいつになったら越路吹雪のドラマをアテにした日本の、かつてといまの、
フランス趣味についての話が書けるのやら。