國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

日記

Impressions

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Mary McGregor - Torn Between Two Lovers
メアリー・マクレガー。うわぁ。これ捜してたんだぁ。やっと出て来たよ。うれP!
ついでに。『kenkawoyamete
竹内まりやがこの曲作るときにインスパイアはされてるんじゃないかなあ。
それが昔から気になる。どうなんでしょう。
あと小比類巻かほるが見てぇ。なんかさ。ぜんぜんおぼえてないし。いまんとこないみたいだし。
がんばれYouTube
そんなわけでゴールデンウィーク中はみなとみらいに行ったり、ツツジを見ようと
駒込の駅に行ってみたら、なんだかまだ咲いてないみたいで、それはともかく、
こんなとこめずらしい、降りてみて、六義園(りくぎえん)にも行って見た。
でもそこでもツツジは大して咲いてないのでした。ポスターには
「つつじまつり」とか書いてあるのに。でもなんで駒込におれは行くんだろうねー。
行ってみたかったんだよ。なんとなくさ。山手線で一番要らない駅No.1の駒込に。
すっごいふつうんとこだもん。なんの特徴もない。でもおれの一押し。
前からゆってて、まだ来ないが、来るんだよ、駒込が。あついよ、ホットだよ。
ナウなんだよ。駒込が。ヤングはみんな駒込にドドッと押し寄せることになるのさ。
近い将来。てゆーか、駒込、本郷通りあたり、こじんまりしたレストランが
いくつかあって、なんだかよさそうだったょ。いいかもよ。駒込。オシャレはいま、駒込。
情報発信基地、駒込。(「情報発信基地」って一度は言ってみたかった。)
他にも巣鴨へ行ったね。塩大福でも買おうかと思って。
でも荷物になるから買わなかった。でも今度行ったら買う。
あと、春日三球の店も見てみたかった。見た。
そして巣鴨から地蔵どおりをまっつぐ行って、ひょいと曲がって、大塚まで歩いた。
そんなに歩くつもりじゃなかった。適当に歩いてたらそのうち駅ぐらい出て来るだろう
と思ってたのが、ハズれた。それでがんばった。ようよう大塚駅まで行けた。
くたびれた。年寄りにはきつい。
ああそうだ。なぜか気がつくと六本木ヒルズに行ってた。
たしか六義園出て地下鉄に乗り、そういえば降りたことがない筈と麻布十番で降り、
とことこ歩いてたら六本木ヒルズだった。なんでおれはそんなとこに
べつになんの用もないのに行かなきゃならんのか、自分でもよくわからない。
そしてスタバでお茶した。バナナモカフラペチーノ。おいしいね。
他になにしたかなあ。ゴールデンウィーク
少なくとも人に会うようなことはなかった。以上の行動も終始ひとり。
で、GYAOで映画見たりもした。
『ドレミファ娘の血は騒ぐ』『少林寺木人拳』、『プリズンブレイク』(連続TVドラマ。第一回)、
エウレカセブン』をためしに第三話まで、とかかなあ。
『ドレミファ娘』は20年ぶりぐらいだと思う。観たの。
当時、ピンク映画によく出てた麻生うさぎ(懐かしい。)がセリフまわしも、
演技もこなれている以外はみんなセリフ棒読み、素人素人した演技で、
なんというか演技ってだけじゃなくて、醸し出すオーラがいかにも素人臭い。
自主映画みたい、っちゅうか。それでベッタベタにゴダール遊びしてる。
無表情、正面からのバストショットでちょっとめんどくさげなセリフを
長々と言ってみたりしてる。でもべつに見てて「やっちゃった」感はないんだよなあ。
そこらへんは才能ってもんかしら。けど、おれ、黒沢清がわかんないからなあ。
なんかシックリ来ない。どれ見ても。
昔々、これとか「神田川淫乱戦争」とか観たけど、なんだかぜんぜんわかんなかった。
「わかんない」って説明できないとか、テーマがどうとかってことじゃなくて、
そういう意味合いじゃなくて、いや、そこらへんもわかんなかったけど、
でもそういうのわかんなくても感嘆する場合はあるし、好きになる場合もあるけど、
ただ、観てて入って来ない。黒沢清。他にも幾つかしか見てないけど。
どこがどうとはぜんぜん言えない。なんかピンと来ない。
「なんか」ってなんだよ、ってとこだ。「回路」とかだめだったもんなあ。おれ。
テーマをセリフで説明すんなよ、エンディングにCoccoかよ、とか
そういう気持ちが強いばかりだったしなあ。
「ドレミファ」「神田川」から幾十年、おれにとっては。
だって好きになれる場合はいくつかの欠点だの説明ゼリフだの、音楽がどうだろうが、
なんでも好きだもんなあ。といって、きらいともいえないし、なんだか他人事。
それがもどかしい。評判は高いので、尚更。
おれだって人並みにたのしみたいのに、みたいな。でもこういうのって、
いくらここがよくて、あそこがよくて、とか説明されてもだめなんだよなあ。
だってもう感覚の世界だもん。はじめにことばじゃなくて、体感として、
生理的な感覚として「ピンと来ない」ってのがあるんだもん。
否定的な言辞はそのあとにオマケで言ってみてるだけ。
なんとか説明しようとして言ってみてるだけ。理屈以前。
ピンと来るとか来ないとか、きわめて曖昧。
そこらへんがなんでだかいつか言えるようになれたら、
ちょっとスッキリするだろうなあ。べつに黒沢清だけのことじゃなく。
絵画でも見てて「ああいい!」ってのと「なんだかこれ、あんまおもしろくないよ」
ってのとの違いは究極、言えるもんじゃあない。それがいつもいつでもまどろっこしい。
なんだろうね。脳内麻薬が出るのと出ないのと。
あとジャッキー・チェンはおれにはお勉強の範囲で、もうひとつ構えてしまいがちで、
だからいざレンタルして来ても結局観なかったこと、2度3度、
「木人拳」も以前借りて観なかった口、それが今回、頭の方だけちらと観るぐらいに
しとこうと思い、観はじめたら、構えがなかったせいか、GYAOで観るのが
どこか気楽だったりもあり、最後までずいずい観てしまった。おもしろかったなあ。
どこがどうとかってよりも、なんだか惹きつけられるものがあって、
これまた「なんだか」ってなんだってなはなしで、もっと具体的に
みどころを挙げるべきだが、そこらへんいまは上手く出て来ず、
それでこんな抽象的な感想、とにかくよかったです。
出て来る人、みんなよかったなあ。顔も所作もなにもかも。
ローソクの光とかも木人もみんな。なんかいいよ。ともかく。好き。
とりあえず明日から水汲みの訓練します。うそ。重いもん。