國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

暮しの手帖

暮しの手帖」がおしゃれアイテムになったのはいつ頃から、そして誰がキッカケを作ったんだろう?
もう、7、8年前に知り合った女の子(二人きりになったのは一回お茶した時のみ。)が
おしゃれっ子で、彼女が「暮しの手帖」について話していたのを憶えている。
という事はそれ以前からその手の女子の間では定番化してたってことだろう。
おれにとって「暮しの手帖」ってのは毎年夏(小・中学校時代)に父親の長野にある実家に行った際、
暇つぶしによく読んでたモンて印象だ。バックナンバー、前回来た時以来のそれ、を一通り読んでは又来年、て感じだ。
(「家の光」ってのもあったがな。なんつうか農家向けの雑誌みたいの。)
それでおれは昔々のTBSのニュースキャスターで有名な古谷綱正の書いてる映画評とか読んでたのを憶えてる。
後は商品チェックみたいのもなんか眺めてたか。その他エッセイの類もなんか読んでた筈だが、委細は忘れた。