♪ Let's drop the big one now ( "Political Science" Randy Newman )
![セイル・アウェイ セイル・アウェイ](http://ecx.images-amazon.com/images/I/418DXH3MFEL._SL160_.jpg)
- アーティスト: ランディ・ニューマン
- 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
- 発売日: 1998/05/25
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
『アトミック・カフェ [DVD]』を観る。
昔観たことないから、今回が初めて。
![f:id:andre1977:20050105093831:image f:id:andre1977:20050105093831:image](http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/andre1977/20050105/20050105093831.jpg)
↑"Kiss Me Deadly"
おれにとっちゃ核戦争の恐怖ってのはまったくの後付けで実感のないままに知ったようなもんで、
その昔は大江健三郎や黒澤明のそれってのは以前はピンと来なかった。
(黒澤明だと例えば『生きものの記録 [DVD]』に顕著。ちょっとカルト的。でもそこが好きだけど。これ。)
ほんと最近だよな、ああそういうものかってわかって来たのは。
小林信彦が朝鮮戦争勃発時に再び日本が戦争に巻き込まれ、核の恐怖もありうるんじゃないかと
当時思ってたとかなんとか、そんな前じゃない、書いてて、そういやそうか、
第一、その時点でまだ終戦からほんの5年きゃ経ってないんだもん、しかも朝鮮半島は全くの目と鼻の先、
核アレルギーってのは戦争経験者の実感でもあったんだとようやく気づいた次第。
なんだかおれみたいな世代にとっちゃ「第三次世界大戦」とか「核戦争後の世界」ってのは、
単によくSFやマンガでお目にかかる、ありきたりの設定でしかなかったから、
まさかそれに実感が伴うだなんて、考えたこともなかったもん。つい最近まで。
フィクションもいいとこ。あるいは漠然とした人類絶滅のイメージ。
(「ノストラダムスの大予言」とかその映画とかさ。)
少なくとも実感はなかった。