國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

イーディ・セジウィック

チャオ!マンハッタン [DVD]

チャオ!マンハッタン [DVD]


これ、観た事あったようななかったような、そんな曖昧な気持ちで観始める。
始めの方の人口オッパイ、見覚えがある。じゃ、たぶん観た筈だ。20年は前だよなあ。きっと。
下北沢のDORAMAで借りたんだよ。きっと。
当時はまだ高価だったであろうシンセサイザーによる音楽がよろしい。安易にいうとテクノっぽい、と。
(つうかファミコンのBGMか。そういった方が感じが近いかも知れない。)
(全然電子音だし、単音て感じ。)
それが現在の話の部分になるとゴードン・ライトフットとかのシンガー・ソングライター
曲が使われてて、ああ60年代は終わったんだなあ、狂騒の時代は去った、なんかさみしいねえ、
シラケ世代だねえ、そんな気持ちが醸し出されるわけだが、それでさえ今から既に30年は前で、
長髪の若者のロードムーヴィー、そんな彼だって、いまは立派な或いは冴えないオヤジ、
生活抱えて四苦八苦かと思うと郷愁及び切なさ倍増。まだしも70年代初頭の方が夢があったなあ、
って感じを受けてしまうゎ。昨今はもうアメ車よりも日本車の方が目立つくらい、
みんな身ぎれいで、デオドラント効いていて、車もピカピカ、ボロボロの中古のベンツで
若者が旅をしたりはしない。
そんなわけで追加。
イーディ―’60年代のヒロイン

イーディ―’60年代のヒロイン


おれは未読。
これまた松村(雄策)さんがこの本について書いていたことがあったなあ。