國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

ローリング・ストーンズ

最近フリッパーズ・ギターの『ヘッド博士の世界塔』をよく聞いていたので、
そのついでに今日プライマル・スクリームの『スクリーマデリカ』を聞いたりしてみる。
これ、前に一応お勉強で買ったんだよな。でも殆ど聞いてない。聞いてあんましピンと
来なかった、っつうか、思い入れとかないしなあ。そういうのがないと幾ら出来が
よくても中々入っていけない。なんかストーンズっぽいなあとか思ったくらい。
ちゃんとジミー・ミラーいるしね。「無情の世界」と「ストリート・ファティングマン」と
「ジグソー・パズル」と「地の塩」とかが上手い具合に混ざってるなあ、よく出来てるじゃん、
とか、なんか他人事になってしまう。その点、フリッパーズの方がおれには入り込んで聞き易い。
ノリやすい。感情移入もしやすい。イギリスとかのやつだときっと評点が厳しくなっちゃう
のかもな。おれ。こういうんだったら、べつにストーンズ聞いてればいいし、とかな。
興味持てない。仕方ない。63年生まれなのでナウいもんには中々着いてけない。
で、『スクリーマデリカ』はストーンズとかを意図的に下敷きにしてるけど、
ストーンズといえば「アンダー・マイ・サム」がフォー・トップスの
「I can't help myself(Sugar Pie Honey Bunch)」だと気づいた時は結構うれしかった。
「アンダー・マイ・サム」を鼻歌で唄おうとしてる時に自然と
♪ シュガーパイ、ハニーバンチとなってしまい、それで気づいた。
こういう発見はうれしい。
(すまん。また同じ話だ。フォー・トップス云々。今回は反省してみる。)