國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

ニコラス・レイ

紀伊国屋から出るDVDは気の利いたラインナップだが、若干お高いのと、あとTSUTAYAとかに入らない。
たぶんレンタル禁止、なのが瑕瑾(かきん)。
そんなわけで「ビガー・ザン・ライフ 黒の報酬」(asin:B000E0VMJE)は買うようだなあ。
でもいざ買っちゃうと見ない。
さあ見るぞって気が高まっている時に借りて来て観るようなことしないと、中々。
手元にあると却って観ないよなあ。
それはともかく「ビガー・ザン・ライフ」って、べつに要らないんじゃ。
「黒の報酬」だけでいいじゃん。どっちにしろ意味わかんないし。
英語タイトル、そのままカタカナといういまどきのやり方は新作映画向きで、
べつにニコラス・レイを敢えて観るような人は限られてるんだし、わざわざそんなもん、くっつけなくても。
第一、タイトルとしてカッコわるい。落ち着かないし。
ならいっそ「Bigger Than Life 黒の報酬」って英語まんまとかにすりゃいいのに。
(ほんで原題の意は「実物以上」ってことでいいのかしら?)