國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

日記Pt.2

負傷中なのである。右足小指骨折。明日で一週間目。
痛みは軽減はして来たが、湿布して固定して包帯巻いて、まともに歩けない。
不便である。しかも小指を庇いながら歩くので、足&脚が非常に疲れる。突っ張らかる。
これじゃ当分遊びにゆけない。つまらんこと夥しい。おんも出たいよぉ。
いや、外出は事実してるんだが、新宿とか吉祥寺とかには行けないのだ。
歩き回れない。電車に乗れない。車は辛うじて運転できる。運転出来て今回は助かった。
これで車がなかったら、ほんの近所にもゆけない。
文明の象徴の車に対してはネガティヴな感情を常に孕んでいるおれだが、
今回ばかりは認めてやろう。洗車とかしちゃうかも。それはどうかな。
車に乗るようになってほぼ2年、ホースで水かけたことが3回ぐらい、それ以外で
洗車に相当するような行為は行ったことがない。車のこと、ちまちま洗うような、
そんな女々しいことはおれはしないのだ。まあ単に面倒くさいのと、別に車なんか
乗れりゃあとはどーでもいい、ってだけだけどさ。やっすい車だし、手入れなんか
いちいちしてたまるかい、ってんだ。隣に女性が乗るわけでなし。つまらん。
近所、ひとりで流しているだけ。これでおれの車がスズキのLapinだとかミニクーパー
(これこそ乗りたいなあ。欲しいなあ。無理だなあ。)だったりしたなら、
おれだってもう少しは気を遣うさ。でもねえ、消費税込みで20万円しないような
10年は確実に前の中古の軽なんざ、実際どーでもいいよ。ほんと。動いて、音楽聞ければ。
あとはどーしよーと。関心が持てない。貧乏はいやだね。カネが欲しいね。
でもセレブになりたいわけじゃなし。ううむ。そういう上昇志向のなさが、尚更に
貧乏を産むね。よくない。これからはおれも自己啓発して、明日を信じて自分らしく
生きてゆこう。原宿の道端で地べたに座って愛想のない顔して、なんだか絵と
それにコトバ添えて売ってやろうか。そうするぜ。