國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

iPod Part.2

iPodにしてよかったのは、アルバム取り入れる際にあの邪魔っ気なボーナストラックを
切り取ることができるところ。めでたい。ちょんぎって、もう入れない。
あんなもん要らない。ボーナストラックは要らない。せっかくのアルバムの流れが台無し。
げんなり。特にCD時代以前のものはまったくに、「ボーナストラック」だなんて
概念自体が存在せず、レコード一枚に入ってる曲、それだけで完結すべく作られてた
わけだから、まったく邪魔。てゆうか、思い入れのあるようなやつはさあ、
もう身体が受け付けない。ジャリジャリ感、美味いもん食った後にまずいもの、
つい口にしちゃった感、いきなりクオリティーが下がる、そういった感じが曲目リスト
見てるだけでして来て、なんかやなんだよ。安くなっちゃうっていうかさ。
とにかく邪魔もん蹴っ飛して押し出せる、それだけでも少なくとも快感。
映画だってディレクターズカットとかいって、長いばかりがいいわけじゃないのといっしょ。
特典映像とかも邪魔な感じがすることはしばしばある。
せっかくの感動に水を差されるような気がする。薄められちまう感じ。
おれはさあ、浸っていたいのさ。ぼんやりしていたいんだよ。
なのにあれこれ説明とかしないで!そんな感じ。