國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

田舎の因習映画

最近でも「リアリズムの宿」(わ。これも感想、まだ書いてない。)もそうだし、
大体原作のつげ義春のマンガ自体、田舎の風景が出てくると大体、なんかある、
異様な、都会とは違う時空間が展開している、みたいな感じになるし、
下妻物語」なんてのもあったし、「NANA」だってそうだ、ああそうだ、「頭文字D」も群馬だ、
いまは群馬がいっちゃんナウい、ええと、べつに因習がどうたらじゃなくなって来てるが、
まあいいや、思いつき順、でもともかく、今でも地方が舞台で地方vs都会、
みたいなのはあるけれど、地方ってのがもうだいぶん変わって来てるからなあ。
そこらへん、考察(ハッタリ)をしたいけれども、いまは頭がまわらない。
東京ど真ん中で生まれ育った、インテリの今村昌平が東北を舞台に映画を撮りたがる、
ってのはいかにも、なんだけど、でもおもしろいからいいや。
てか、なんかそれらしい言説を構築する予定だが、いまはなんもアイディアがない。
今村昌平
今村昌平といえば「神々の深き欲望」が沖縄がテーマで、沖縄といえば
北野武「3-4×10月」があるし、中島貞夫の「沖縄やくざ戦争」に崔洋一
「Aサインデイズ」もあれば「豚の報い」もある。他にもいっぱいあるはずで、
リストアップなぞしたいが、おれにはそんな能力がない、気力も根性もない。
ああでも東北、裏日本、沖縄、北海道ってのもある、そこらへんを舞台にした、
いわば国内エキゾチズム映画を並べて、感慨に耽ってみたい。
♪ ああ/日本のどこかに〜